ある程度まとまったお金を増やすには
投資には様々な方法があります。国内投資、海外投資、不動産投資・・・
投資を考えている人の中には、ある程度、貯金が出来たけれども、次にお金を増やす方法を
どうすればいいのか分からない、そういう人もいるのではないでしょうか。
「500万円ほど普通預金にあるんですが、どうすればいいのか分かりません」
という相談を受けることもあります。
中には1,000万円を丸々普通預金に入れている人もいるのではないでしょうか。
大手都市銀行の金利は普通預金で0.001%
定期預金が1年もので0.01%が一般的。
1,000万円1年間預けておいたとしても、1,000円(税引前)しか利子がつきません
これではお金を生かしていることにはなりません。ある意味、もったいないです。
ある程度お金が貯まったのであれば、次にお金を増やすことを考えていきましょう。
ここでは海外投資という視点で考えてみたいと思います。
1.月々少額からの海外積立投資を始めてみる。
これまで預貯金に回していたお金の一部を投資に回してみましょう。
特に投資を初めて行なうのであれば、月々少額から投資できる積立投資が最適。
リスクが少ないこと、またファンド選択もお任せに出来るので、安心です。
何よりもドルコスト平均法を生かすことにより、市場が下落しても
利回りを出せる可能性があるということが強みでしょう。
分散投資というリスクヘッジの点からも、始めてみる価値はありそうです。
2.海外の銀行口座に定期預金
※日本にも外貨預金はありますが、その場合は手数料面を考えて、選択しましょう。
少しハードルを上げた投資です。海外の銀行口座は、日本よりも利息が高いのが普通。
だからといって何も遠いヨーロッパや北米などに行く必要はありません。
例えばカンボジア。現地で銀行口座を開設すれば1年ものの定期預金で5%前後。
5年ものだと7%になる銀行もあるようです(税引前)。
しかも通貨は米ドルでできるので、通貨の分散投資にもなり、一石二鳥です。
(ただしデフォルト時の補償はありません)
海外で銀行口座を開設するときのデメリットは、言葉の問題。
英語が出来ないと現地で口座開設をするのはほぼ不可能。また国によっては現地の
就労ビザなどがないと口座開設が出来ないなどの制約もありますので、事前によく調べてください。
ちなみにカンボジアの場合は、日本人は観光でもビザが必要。
観光ビザで口座開設が出来る銀行もあるようです。
※弊社では海外の銀行口座開設のサポートは、行なっておりません。
3.一括投資型のヘッジファンド、ミューチュアルファンドなどに投資
ある程度まとまったお金を投資に回すという方法です。
一括投資となるので、投資時点の価格がファンド購入価格ということになります。
ですので積立投資に比べるとリスクが高くなります。
大切なことは以下の2点でしょう。
・まとまったお金からの投資であっても、出来るだけ少額から
投資できるものにする(50万円~100万円程度)
・初めての投資の場合、投資対象は価格変動の小さいものにし、
リスクが低めのものを選ぶ。
リスクが低いものを選択するということは、リターンも大きく求めてはいけないということです。
まとめ
ざっと書いてみました。以前ブログで話しましたが「貯蓄が預貯金だけに偏るのは危険」です。
なぜなら物価が上がれば資産が目減りしてしまうからです。
ある程度の資金が貯まってきたら、投資をすることを考えてみましょう。
もちろん日本であるようなiDeCoやNISAといったものを考えてみるのもいいかもしれません。
あるいは通貨の分散も考えて、海外投資、オフショア投資を組み入れることもアリです。
投資で大事なことは、大きなリターンを得ようとするよりも出来るだけリスクを回避すること。
弊社では無料でご相談を承っています。ご希望の方はこちらから。