仮想通貨が再び値上がりしています。
以前ブログで仮想通貨が上昇基調になるのは来年以降になるのでは??と
予想していたのですが、ものの見事に外れました 笑。

状況ですが、メジャーなビットコインの場合、1ビットコインあたりUSD9,000まで回復しました。
最安値時の倍以上の価格まで回復したことになります。

値上がりした要因は?

ただ、値上がりした原因が専門家の間でも今一つ分かりません。
一番多く出てくる意見として、米中貿易摩擦(政治的要因ですね)による経済の先行きが
不透明になったからではないかということです。
米中の激突によって、人民元が対USドルで
下落したため、
中国人投資家が資産をビットコインに変えたのではないかとも。
これまで世界的な不況や経済混乱が発生した場合、資産の逃避先としては
金(ゴールド)が一般的でしたが、その代替先として浮上したのがビットコインというものです。

だからと言って『おお!じゃあ仮想通貨(ビットコイン)に投資をしてみようか』と
考えるのは早計です。

仮想通貨は普及しているのか

そもそも仮想通貨が発明された背景は『通貨』という名前が示す通り、これまでの通貨の替わりに
なれば・・・というものです。
特に海外とのお金のやり取りが発生すると、為替の損失や手間、
手数料がかかるので
、それを出来るだけ小さくしたい、また外出時の買い物やネット通販などで
支払いをするときに、お金やクレジットカードの代替として
利用できるようにする・・・
これが出発点です。

しかし、ブロックチェーン調査会社チェイナリシスの集計データによると、今年1-4月のビットコイン利用で買い物支払いなど商取引で使われた割合はたったの1.3%です。この割合は仮想通貨バブル期の2017年後半のピークの1.5%を下回っています。仮想通貨での送金可能というお店もまだまだ
少ないのが現状です。もちろん企業間取引に使われることも皆無。
つまり、一般的にはほとんど普及していないことになります

仮想通貨ビットコインは、まだまだ投機状態

アナリストからも『ビットコインの経済活動が一番盛んなのはトレーディング』との指摘があります。
FXや株のような売り買いの取引が一番の主流ということです。しかも価格変動が激しいので
短期間に半額以下になることもあり得ます。
ビットコインの一番使われている要因は支払いや
商取引などではなく、今でもこのような『投機』ということです。

これって時代は違いますが、チューリップバブルに似ていると考えてしまうのは私だけでしょうか。
詳細は省きますが、オランダで1600年代にチューリップの球根を高値で売買取引されていた時があり
その価格が一気に高騰・急落した現象です。もちろんチューリップの球根を日常的にお店などで
利用することは出来ませんでした。

価格変動が激しい

仮想通貨の場合、テクノロジーという背景もありますので、チューリップと一概に比較は出来ませんが
どれぐらい投機的なのかを考えてみましょう。

先日ちらっと価格を見たときに前日比で8%以上下落していました。これを分かりやすく例えると
1ドル=100円だった為替が、次の日には1ドル=108円に下落(円安)

日経平均で言うと前日20,000円だったものが、次の日には1,600円安の18,400円に下がったことと
同じです。
もちろん毎日こうだとは言いませんが、いかに価格変動が大きく、リスクが高いものかが
分かるかと思います。

金融業界でも仮想通貨をコモディティ(商品先物系)商品の1つとして扱い始めているところも
出てきましたが、通常の金融商品への投資と同じという感覚で捉えてしまうと、大きなしっぺ返しが
あるかもしれません。

まとめ

皆さんの中で仮想通貨を購入しよう、取引しようと考えている人がいるのであれば
投資というより投機になるでしょう。なくなっても構わない余裕資金で始めるのが無難では
ないでしょうか。弊社でも仮想通貨、ビットコインを対象としたファンドはまだ扱っていませんが
出てきた時には皆様にもご紹介したいと思います。

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