どうしても投資で負けてしまう人の行動
年末年始、日経平均株価が市場下落の波に飲まれて、荒れた相場になりました。
特にクリスマスの12月25日、日経平均が2万円を割り込み、19,156円と急落。
とんだクリスマスプレゼントになりました。
この急落相場に青くなって、あわてて株を売ってしまった人も多いのではないでしょうか。
私たちのような一般の投資家は
「株価が上昇」→ あわてて株を購入
「株価が暴落」→ あわてて売却
このような行動に走ってしまうことが珍しくありません。
でもこの波に飲み込まれてしまうと、投資で勝つことは難しくなります。
なぜなら投資で利益を得る、つまり勝つための基本は
「安く買って高く売る」だからです。
安くなってしまったからといって売ってしまったら、この原則に反することになりますよね?
プロの投資家は準備をする
プロの投資家はその原理原則を分かっているので、このような下落でも一喜一憂しません。
彼らは次のように想定しています。
「一時的には値下がりするが、中長期的にはプラスになる。
一時的に値下がりした場合でも、XX%程度なら大丈夫」
投資する前に、このように想定をして投資しているのです。
つまり、その場で判断するのではなく、投資を始める前に準備をしていることになります。
資産運用、投資の原則を確認
資産運用で大事なことは「中長期的に運用して、プラスを目指すこと」
この考えで行なっているかどうかです。
つまり、一時的に下がっても続けられる投資スタイルを準備しておくことが重要になります。
中長期的に資産運用を考えたとき、ずっとプラスで推移することはあり得ません。
プロはそのことを知っているので、前述したように投資を始める時点で
「中長期的にはプラスが見込めるが、一時的に値下がりする場合、どの程度下がるのか」
このことを頭に入れているのです。
「いや、投資をしたら短期間で大きなプラスを目指すんだ」
そういう人もいるかもしれませんが、それは投資ではなく、投機です。そうなると、短期的に利益を
出すことを考えてしまうので、一時的な値下がりに耐えられなくなってしまう、
だから暴落をすると売りに走ってしまうのです。
プロの投資家は、中長期でプラスになることを目指し、分散して投資をします。
分散投資をしたとしても、短期的にはマイナス20%くらいまでは想定しているでしょう。
つまり投資対象ごとの期待リターンとリスク、そして資産配分を最初に考えておけば
株式市場が一時的に暴落したところで焦る必要はないのです。
まとめ
一般投資家である私たちも、このように資産運用、投資を始める前に
準備を心がけるようにしましょう。
どうしても価格が下がるのを見るのがイヤだという人は、海外積立投資から入るのがいいでしょう。
特に海外積立投資の場合、投資開始時点よりも価格が下がっているほうがいいのです。
なぜなら「安いときにたくさん買う」ドルコスト平均法のメリットが活かせるからです。
そして、価格が戻ってくるのをほったらかしにして待っているだけでいいのです。
海外投資、資産運用のご相談を無料で承っております。こちらから。