投資の基礎知識

『老後資金2,000万円必要!』であわてて投資をしていませんか?

こんにちは。今回も老後資金についてお話したいと思います。
これは私も含めた日本人一般的に言えるのですが、新聞やテレビでマスコミが
取り上げると、それにつられて大騒ぎをする傾向があります 笑。
一時的に熱狂するのですが、時間が経つと忘れてしまう・・・
熱しやすく冷めやすいのですね。

この老後資金2,000万円も同じような傾向が出ているようです。
この話が金融庁から出てから、投資セミナーなどもかなりの人が集まっているとの事。
そして日本の金融機関の売り込みも凄いという話を聞きます。

しかしちょっと冷静に考えてみてください。
皆さんが老後に必要な資金は果たしていくらになのでしょうか?
そこから考えてみてください。

2,000万円にこだわりすぎる必要はない。

某評論家の先生は5,000万円以上は不足するとインタビューで答えていました。
でも老後に必要な資金は人それぞれ異なるはずです。

老後資金を考えたときに資金として最初に浮かんでくるのは年金です。
しかし年金だけで悠々自適とはいかないことはずっと以前からほとんどの人が認識していたこと。
じゃあその不足分はいくらなの?そこをきちんと自分で算出しているでしょうか。
大事なことは老後資金を準備するために何が必要なのかをきちんと考えることです。

貯金だけで大丈夫な人もいるかもしれない。

周囲につられて「自分も何か投資をしなくては!!」となる必要はありません。
投資を提案している会社が言うのもおかしな話ですが 笑
老後資金だけで
考えた場合、投資が必要ない人もいます。

例えば20代前半のサラリーマンの場合。
この方が定年まで40年勤務すると仮定しましょう。
月々5万円ずつ40年間貯金したとしましょう。

5万円x12ヶ月x20年=2,400万円
※銀行がデフォルトしないのが前提ですが。

はい、これだけで不足分の2,000万円はカバーできるのです。
老後資金が足りない!!といって投資をしなきゃ!!と思う前に
こういう部分を計算してみてはどうでしょう。

慌てて投資信託や保険に手を出さない

『今のままでは老後資金が不足しますよ』というセールストークにあおられて
銀行や証券会社からあわてて投信や保険の購入をしたりしていないでしょうか。
以前も話しましたが、金融機関でお勧めしてくるのは彼らの手数料が高く取れるものが
中心です。そのため約半数の人が損をしているのが実情。
投資の世界から見れば、決してお勧め商品ではないことが多いのです。

・何のために投資をするのか
・お金を殖やすのであれば、いつ、いくら必要なのか
・投資に回せる余剰資金はいくらなのか

このように投資の基本に戻って、冷静に考えるようにしましょう。
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