皆さんは銀行や金融機関にいくらくらいの預貯金があるでしょうか。
これを読んでいる人の中には貯金ゼロの人もいるかもしれません。
例えば40代になっても貯金がゼロ。これだと老後の不安も大きくなるでしょう。
しかしそういう人でも今から定年までに2,000万円の資産を作ることが可能です。
40代からでも始められる正しいお金の増やし方
そんなものあるの??そう思う人もいるかもしれません。
あります。それは長期的な「積立投資」です。
そんなもん、増えないよ?そんな風に考える人もいるでしょう。でもバカにしてはいけません。
「時間」とドルコスト平均法を味方につければ、楽に増やしていくことが出来るのです。
ドルコスト平均法のメリットについては、こちらを読んでみてください。
積立投資のいいところは、少額でできるので、無理なく続けることが出来るということ。
毎月数万円を投資するので、100万円、200万円といった大きなお金を投資に回す必要がありません。
10年以上の長期にわたる投資になると考えたとき、当然マーケットの上下もあります。
中にはニュースになるような大きな下落もあるでしょう。そうなるとそれまで積立ててきた
ファンドの評価額も下落します。評価額の損失が大きく膨らんでいくのを見て
「うわあ、大きくマイナスになっている。もうここでやめよう」
とパニックになる人が出るかもしれません。
そういう人は「資産が半分になったらどうしよう」と最悪の状況を考え始め、その時点で積立投資を
止めてしまうこともあります。しかし、これは投資で損をするパターンです。
なぜなら「安値で買って高値で売る」という投資の原則に反しているのですから・・・。
大切なのは継続すること
もちろんある程度損が出たところで損切りをすることは必要ですが
積立投資の場合、大事なことは途中でやめないことです。
逆のケースもありえます。マーケットが上昇し
「ここで利益が出たから、解約して利益を確定させよう」
そういう人もいるでしょう。
でもこういうことをしていると、値動きを追いながら売買を繰り返す投機となってしまいます。
利益を確定して解約したところで、その価格が天井価格かどうかなんて誰にも分かりませんよね。
もしかしたら上昇の入口かもしれません。そして損失が出ているときも同じ。
値下がりして解約した時点が大底になり上昇に転じたら、利益を得るチャンスをみすみす
逃してしまうことになります。
どこが天井でどこが底になるのかは、後になってみないと誰にも分からないのです。
積立投資の場合、そのようなことを気にする必要があまりないのです。
次回はもう少し話を進めてみましょう。