海外投資ファンド

株価低迷の時こそ、ヘッジファンドを考える

ここ1,2ヶ月ほど株式市場が低迷しています。
12月5日のNYダウは前日より800ドル近く値を下げました。
このように株式市場が下落傾向となるとINDEXなどと連動する投資信託などは並行して
価格が下がってしまうという弱点があります。

市場が上向きならばいいのですが、下向きになればそのまま下落。
INDEX型の投資信託やファンドはどうしても市場価格に振り回されます。
これがINDEX型の投資信託やミューチュアルファンドの弱点です。

投資で一時的にマイナスになるのは仕方がないのですが、市場が低迷しているときでも
できればマイナスは小さくしたいもの。
そのように考えるとヘッジファンドをポートフォリオに
組み入れることが
選択肢の1つになります。

投資信託、ミューチュアルファンドとの違い

なぜ市場が低迷しているときにヘッジファンドが有効なのでしょう。
それはヘッジファンドがミューチュアルファンドなどと異なり、どんな状況でも
絶対的なリターンを目指す手法を使うからです。
こちらのブログでも以前紹介していますので読んでみてください。

ヘッジファンド

投資信託やミューチュアルファンドとヘッジファンドの大きな違いは、この1点を抑えておけば
分かりやすいでしょう

「投資信託は買いしか出来ないが、ヘッジファンドは売りも買いも出来る」

繰り返しになりますが、ヘッジファンドの目的は様々な手法を活用して、売りと買いを駆使しながら
上げ相場でも下げ相場でも利益を逃さない「絶対リターン」を追求することです。

ですので、ヘッジファンドは下げ相場でもリターンを得られる可能性があるということになります。
※もちろんマイナスになるものもあります。

一方、投資信託やミューチュアルファンドは「買い」しか出来ないため、下落相場になってしまうと
それに連動するようにマイナスになってしまうことが多くなります。

また日本国内の投資信託だと、基準とするINDEX(ベンチマークと呼びます)よりも
数字がいいかどうかだけで判断することがあるのです。
例えば実際の運用成績が-20%であっても、Indexが-25%ならば、5%のプラスという見方をします。
これでは投資している側はたまったものではありません。

大事なことは分散すること

絶対的なリターンを追及するヘッジファンドですが、もちろんデメリットもあります。
私募型ファンドになるため、10万円程度の少額から・・・といった投資方法が出来ないこと。
最低でも100万円以上、中には1,000万円を最低投資資金とするファンドもあります。
また上げ相場の時であっても、ファンドによってはマイナスを出してしまうこともあるのです。

大事なことは分散投資をすることでリスクヘッジをすることです。
ヘッジファンドに100%投資する・・・ではなく、ポートフォリオの1つとして組み入れ
分散することが重要。

特に下げ相場になっている場合、投資信託やミューチュアルファンドだけでは
価格が下がってしまうだけの可能性が大きいので、ヘッジファンドを入れることで
それを避けることが可能になります。
ですのでヘッジファンドをポートフォリオに組み込むことは分散投資として有効な手段になります。

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