小さなお子様に対してお金に関する教育を行うことはあまり一般的ではないように思います。お子様には、俗世間の汚さに染まらず、純粋無垢であってほしい、というのが親の願いというものでしょう。 確かにお金というのは暗い面も持ち合わせるものであり、大人の世界では問題を引き起こす一番の原因といえるでしょう。
金銭問題は、人間関係、ストレス、自由、チャンスなど、人生の全てに関わります。多くの問題が 金銭で解決でき、また、お金がないことにより多くの問題が起こります。
メイヤー・インターナショナル代表取締役のリチャード・ケインは、子供にお金に関する教育を行う ことは重要であり、将来の財政問題に備えた保険ともなり得ると語っています。
食事習慣と同様、金銭についても健全な習慣を子供たちに教えるべきです。リチャード・ケインは 親が子供にできる最も重要なことのひとつは、金銭に関する教育を行うことだ、と主張します。 お金はどこから来て、どう働くのか。人生でどう役に立つのか。これは非常に重要な教えです。
リチャード・ケインは、子供たちがまだ幼いうちから金銭に関する教育を行っています。ずっと欲しがっていたおもちゃをすぐ与えるのではなく、子供たちに自ら決めさせた「仕事」をさせ、対価として お金を与えます。子供たちは、貯金して欲しいものを買うことを身に着け、そして、お金に関心を 持つようになります。
多くの中学校では、お金を管理することや、お手伝いをしたらお小遣いがもらえる、といったことを 教えています。家計簿の書き方や、クレジットカードの使い方、利子とは何かを教えてくれる学校も あります。もし貴方のお子様が通っている学校に、こういったプログラムが用意されていたら、是非 活用してください。
中高生のお子様をお持ちのご両親には、家で投資について教えるといいでしょう。貴方が持っている 株や債権、ファンドについて、なぜそれを選んだのか説明します。一緒に投資について話し合うのも いいかもしれません。いつか小さくて偉大な投資家に成長してくれるかもしれませんよ!
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