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入院のための保険ってどんなのが良いの?

コロナ禍で、入院時の保険を気にする方が増えています。どんな保険が良いのか考えてみまし
ょう。

最近の入院事情

入院というと、長期入院を思い浮かべる人も多いでしょう。昔は、入院が長引く場合が珍しい
ことではありませんでしたが、最近の入院は短期化する傾向にあります。今は、自宅で療養で
きるなら自宅へ帰ってもらって、自宅で治しましょうというのが病院側の基本的な考え方とな
っているのです。

他方、昔は入院しないとできなかったような治療、例えば、抗がん剤治療などを、通院で行う
ようになっています。

高額療養費制度の活用

1日から月末までの期間、かかった医療費の負担が高額の場合、一定の金額を超えた分が、後
日払い戻される、高額療養費制度という国の制度があります。これには、先進医療、個室の差
額ベッド代、自由診療などは含まれず、こういった費用は全て自己負担となります。先進医療
を受ける必要がない、つもりがない、という方はある程度この制度で賄えますが、そうでない
人は、備えが必要です。

180日ルール

「180日ルール」とは、前回の入院から180日以内に同じ原因で再入院したときは、1回の入院
とみなされるというもので、民間の医療保険にはほぼついている条件です。
たとえば、1入院あたり給付限度日数が60日の場合で初日から保険金が支払われる場合には、
その後退院して、再入院をした場合、退院した日から180日過ぎないと、同じ病気では給付さ
れません。

よって、再入院が起こりうることも踏まえ、保険料とのバランスを考えて準備するようにしま
しょう。生活習慣病や精神疾患は、長期の入院にも備え無期限型の特約をつけたりなどして、
しっかりと準備しましょう。

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