預金、貯金・・・日本人が好きな言葉です 笑。
資産の半分を預貯金にしている国民ですから、この響きには安心感があると思います。

しかし資産を増やす、お金を増やすという点では別問題。
現在の預金金利は、1年の定期預金で0.01%。
100万円を定期預金に入れても1年後に受取れる利息は、たったの100円!(しかも税引き前)
ATMを時間外で1回利用したら、利息以上の手数料がかかりますので、それだけで利息分が
飛んでしまうことになります。
これではどうやっても資産を増やすことはできません。

そんな中、日本の各銀行が力を入れているのが外貨預金
「日本円以外の通貨だから、これって海外投資だよね」
そう考える人もいるかもしれませんが、これは決して海外投資ではありませんので
お間違いのないように 笑。

金融の世界では、海外投資の話になる場合、オフショア投資として考えるのが一般的ですが
厳密にはこれも違います。オフショア投資の定義はこちらのブログから改めて確認してみて下さい。

外貨預金の落とし穴

例を挙げてみましょう。3ヶ月の優遇金利で米ドル年間5%に100万円預けた場合です。
レートは分かりやすく1ドル=100円で設定してみましょう。
為替手数料は1ドル当たり通常1円ですが、キャンペーンということで0.5円
100万円を米ドルに両替すると手数料はこのような計算になります。

10,000x0.5円=5,000円

つまり、10,000ドルで、手数料は5,000円
利息は3ヶ月でどうなるでしょうか。(分かりやすく手数料分含めて計算します)

10,000ドルx5%x3/12=125ドル(税引き前)

しかしここで気をつけなければならないのは、ドルを再び円に戻す場合です。
ここでの為替手数料は1円取られます。

元本+利息分=10,000+125=10,125ドル

手数料    10,125x1円 =10,125円 

手数料合計 10,125+5,000=15,125円
利息       125ドル = 12,500円

こちらの計算からもお分かりでしょう。
為替レートが同じ100円だとすると、約2,600円の損をしてしまうのです。
また仮に円に戻すときに円高になっていると、さらに損が膨らむことになります。

今では手数料が安い銀行も結構あります。中には手数料0円を謳っているネット銀行もあるようです。
その場合、ここまで利息は高くありません。あの手この手で顧客を取り込もうとしているようですね。ご年配の方は、銀行の窓口に行くことが多いでしょう。
その場合、ここで例として挙げた形に近くなることが考えられます。

まとめ

海外の銀行で、その国の通貨を定期預金する、これであれば海外投資といえるでしょう。
しかし、もし日本の金融機関で外貨預金を始めるのであれば、以下の点に注意しましょう。

・為替手数料がどうなっているのか
・金利とのバランスはどうか
・満期時に為替が円高になっていた時の金額シミュレーション

これらを事前にきちんと確認するようにしましょう。
お問合せ、ご質問などございましたらこちらから

シェア
前の記事投資と試験勉強の共通点