皆さんご存知の仮想通貨。
昨年末に
天井価格をつけてから、まさに奈落の底に落ちるように下落しています。

その中で最も有名なビットコイン。昨年12月下旬で1BTC=約237万円をつけましたが
2018年11月26日現在では約45万円まで下落。約5分の1の価格にまでなったのです。

チャート的に見れば70万円(米ドルでは6,000ドル付近)が1つのサポートラインとなり
ここがいわゆる下落の最終価格となっていましたが、2週間前にこれを突破。
今の価格にまで下がっているのです。

※Yahooから

どこまでこの価格が下がるのかは誰にも予想は出来ません。ツイッターなどでも「終わった」という
人もいれば、「今が底値でチャンス」と考えている人もいます。

ここで専門家の声を拾ってみましょう。
※以下ネットより抜粋

仮想通貨トレーディング企業のジェネシス・トレーディングとジェネシス・トレーディング・
キャピタルのマイケル・モロCEOは
23日、CNBCとのインタビューの中で
ビットコイン(BTC)の価格は3000ドル (約34万円)で底を打つ可能性があると語った。

ベンチャーキャピタル企業クリプトオラクルでパートナーを務めるルー・カーナー氏は
現在の仮想通貨価格の下落を
00年代初めのITバブル崩壊になぞらえた。
カーナー氏は、たとえバブル崩壊があっても、強い仮想通貨はITバブル後の
Amazonのように復活するとの見方を示した。

まだ底値に達していないという見解と、ITバブルに似たバブル崩壊に近いという見方です。
私の会社では仮想通貨を扱ったようなファンドはありませんので予測することは難しいのですが
データから見てみましょう。

ITバブルの場合、どのような反動があったのか、ナスダック指数を見てみましょう。

※Yahooから。

2000年2月に天井値をつけ、ここから一気にITバブル崩壊で下落。
最安値をつけて上昇を始めるのが2002年9月でした。
つまり、下落してから底値をつけて再び上昇を開始するのに2年半以上かかっているのです。

これをビットコインに当てはめて考えてみましょう。2017年12月が天井とすると
2020年6月以降にならないと、再び価格上昇の時期にはならないということになります。

しかし株式市場と決定的に異なる点があります。

・機関投資家からの資金があまり流入してこないため、投資資金の規模が全然違う。
・価格変動率が株式市場と比べて非常に大きい。

市場に大きく影響を与えるのは機関投資家からの資金です。ビットコインを含む仮想通貨は
価格変動が非常に大きいのですが、投資資金が多く入ってこないと価格を押し上げる力になりません。


しかし仮想通貨市場は、機関投資家が投資対象としてみているかどうかということになれば
まだまだ株式市場よりも小さい扱い。

つまりITバブル時の株価のような動きで価格が戻るかどうかは「??」ということになります。
期間がもっと短くなるかもしれませんし、長くなるかもしれないのです。


仮想通貨がもっと一般的に普及し、法整備がきちんと整理されないと
株価のような動きには
ならないかもしれません。こんなニュースもあります。

主要な決済処理機関によるビットコインの取扱高は、昨年12月には4億2700億ドルだったのが、
今年9月には9600万ドルと80%近くも減少した。相場が落ち着けば決済手段としての利用が
広がるとの期待が裏切られた格好だ。

※ロイター通信より

つまり普及という点では後退しています。なぜなら値動きが激しいため、決済手段として
安心できないからです。価格が安定するにはもっと普及しないとならない、しかし価格安定の
ためには普及することが条件・・・・ニワトリが先か、卵が先かという状態なのです。
となると現時点では、仮想通貨市場はまだまだ不透明な状態といえます。

仮想通貨に投資をしている人、今後投資を考えている人は注意しなければなりませんね。

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