ダブルケアについて

ダブルケアという言葉をご存知でしょうか。子育てと(両親の)介護に同時に携わることをいいます。
育児と介護の2つが重なるわけですので、負担が大きくなります。

ソニー生命保険の調査によると、

・ダブルケア経験者は、2,100人の回答者のうち、114人
・ダブルケアになると3割近い人が離職に追い込まれる
・離職に追い込まれた人を男女別に見ると、男性が24.6%なのに対して、女性は37.8%

子育てと介護が同時に襲う「ダブルケア」の状況に追い込まれると、高い確率で離職に
追い込まれることがわかります。
このことからも体力的にも精神的にも非常に厳しい状況になるのは、想像に難くありません。そして体力、精神面ばかりでなく、経済的にも負担が大きくなります。

親の医療・介護関連の費用は?

・ダブルケア費用は毎月約8.2万円。

ダブルケア経験者の8割弱の人が親の医療・介護関連の費用を一部負担したと回答。
うち、8.7%は全額負担。

毎月8万円という金額は、経済的にも負担が大きいと思われます。また1割弱の人が全額負担を
しています。

未経験者はどのように考えているか

一方、ダブルケア未経験者へのアンケートによると、親や介護関連の費用は、このように考えている
ことが明らかになっています。

「親の年金や預貯金」 61.0%
「自身の世帯の収入」 31.2%
「他の兄弟や親戚の収入等」7.8%

男女別では「親の年金や預貯金」は男性51.6%、女性70.3%と女性のほうが高くなっています。
「自身の世帯の収入」は男性39.8%、女性22.7%で男性のほうが高くなりました。
女性の多くは「親の年金や預貯金」から出すことを考えているようですが、「自身の世帯の収入」から出そうと考えている男性は、少なくないようです。ただ「親の年金や預貯金」が不十分な場合
「自身の世帯収入」やそれ以外から、費用を負担しなければなりません。

ダブルケア世帯にとって、子育て費用にも直結する非常に大きな問題です。介護費用が多くなれば
子育てにかけられる費用は、当然少なくなってきます。

備えに必要なもの

ダブルケアに対する備えは何が必要だったかという質問に対しては、「親が元気なうちに話し合う」という回答が約3割あったのですが、お金に関しての備えも大切だったことが分かっています。
特に女性の約40%が「子育て・介護に関する経済的な準備をする(貯蓄・保険など)」が必要で
あったと回答しています。

ご自分の生活費のみならず、介護や子育てにかかる費用は予想以上に大きいです。
晩婚化が進む昨今、今後ダブルケア世帯は、これからさらに増加するとみられています。
今のうちに、それに備えたお金について考えておくことは決してムダではありません。
ダブルケアの可能性を考えた資産運用を考えてみましょう。