分散投資について考える②

前回は通貨について考えてみました。
今回は分散投資についての2回目です。商品(ファンド)や時間などについて考えてみましょう。

資産内容を分散すること     

投資をしたい、投資について考えているという人から、よくくる質問がこのようなものです。

「この投資ファンドや株式、債券に投資して良いでしょうか?どうでしょうか?」

おそらくネットや雑誌、あるいはチラシなどで紹介されている金融商品の情報を見て
このような質問が出てくるのでしょう。

この質問をする前に考えてほしいことがあります。                       投資をするということは、資産運用をするという前提があります。以前のブログにも書きましたが、 資産運用をするには

『いつ、どのくらい必要なのか』

を考える必要があります。ですので、一歩引いて次のように考えてみましょう

・商品の善し悪しの判断だけで考えない
・良いのか悪いのかは千差万別で、どういう投資をするかによって異なってくる
・他の資産との相関性を考えてみる

投資ファンド、株式、債券などは、確かにそれぞれの善し悪しがありますが、それらが、

・投資をする際の考え方に当てはまっているかどうか
・他の資産との相関性はどうか

を検討しなければなりません。例えば、安定したパフォーマンスを希望している場合に
ハイリスク・ハイリターンの商品を提案しても、投資家の考えに反していることになります。

つまり

「どういう資産に分散するか?」

という考え方、投資をする判断が大事なのです。そう、ここでも「分散投資」なのです。      この「資産内容の分散」についての考え方ができていないと、単純にいいのか、悪いのか?と考えて しまうことになってしまいます。

資産内容の分散の一例としては、

・日本円建てのインデックス投信、ETF
・外貨建て(特にUSD建て)のオフショアファンド
・国内外の不動産

などです。

前回も書きましたが、ほとんどの方が日本で投資をする場合、

・日本の円建て投資信託
・日本円建てでの日本株式、日本の証券会社や銀行からの債券への投資

という「円建て資産(為替が円安になれば実質目減り)」に偏っています。
円安になれば、目減りしてしまう資産しか持っていないのです。
つまりこの状態では「資産/通貨分散」になっていません。

日本の資産運用/投資では絶対に補えない分散/投資すべき資産として
海外資産(外貨建てで、海外/オフショア投資)」を持つことで「資産内容のリスク分散」に繋げることが非常に大事になります。

時間を分散すること

時間を分散するということはどういうことでしょうか。簡単な例を挙げますと、海外積立投資などで月々の積立投資でドル・コスト平均法を活用して積立投資し、中長期投資における『時間分散』をするということです。
目先の高い、安いという枠にとらわれずにコツコツと投資し続けることで取得単価を安くできる
時間的リスクヘッジになるのです。

時間を分散したドル・コスト平均法の投資は同時に、為替リスクも軽減することになります。    ドル・コスト平均法の詳細はこちらから。

まとめ

いかがでしょうか。このように分散投資というのは

通貨
資産内容
時間

これらを分散することによって、リスクを低減し、さらには資産運用を有効に行うことに      つながっていくのです。特に個人投資家にとっての資産運用で最も大事なのは、

「資産内容+時間の分散投資」

であるということを改めてお伝えしておきます。ご質問などはこちらから。