投資信託で積立を途中でやめてしまう?
先日こんな記事を読みました。日本の投資信託を始めた人が、途中でやめてしまうという話。
しかも継続したのが1年ちょっと・・・
なぜこういうことになるのでしょうか?
そこには普通の人ならば、当然もってしまう心理が働いているからです。
「損をするのがイヤだ」
でも、中途解約は結局マイナスになってしまいます。
特に海外積立投資の場合、2年もたたないうちにやめてしまうと、投資したお金が
全く戻ってきません。いわゆる「全損」です。
投資で上下変動は当たり前
ここのブログでも何回か話していますが、投資ではずっとプラスのまま継続することはあり得ません。投資期間が10年あるとすれば全部で120ヶ月。
120ヶ月間連続プラスというのは、常識的に考えてもないことが分かるでしょう。
なぜ投資をするのか?そこをきちんと再確認する必要があります。
1.いつ、何のために必要な資金か?
2.積立投資のゴールはいつ?(投資期間)
3.それにあわせたポートフォリオの中身は?
積立投資は分散投資を意識したリスクが低い投資です。
それが出来ないとなると、他の投資を始めることはもっとハードルが高くなってしまいます。
価格が下がったら、ファンドの口数が多く買える、つまりドルコスト平均法が積立投資では
活かせるのです。
「安くなったら、ファンドの口数が多く買えるんだ」
こういう考え方をすることも大事です。
まとめ
積立投資は上下しながら、最終的に元の投資金額よりプラスに持っていく投資方法です。
始めるときは、きちんとゴールを決め、月々の成績に一喜一憂せずに、中長期の視点で
考えるようにしましょう。
ご質問などがございましたら、こちらから。