株価の下落が続いています。
8月5日のNYダウが700ドル(767.27ドル)を超える下落を記録しました。
今年最大の下げ幅です。
先週はアメリカの金利政策により、300ドルを超える下落でしたが
今回はその倍以上の下げ幅となりました。
※8月6日は値を戻しましたが、それでも半値以下の311ドルです。

先週の流れのまま、米中貿易摩擦の影響が大きくなったための下落です。
今回はおまけとばかりに、アメリカが中国を為替操作国と認定したことも
株価下落のダメージを大きくしています。

為替操作国とは、アメリカが「貿易で優位に立つために為替介入などで自国通貨安に誘導している」と認定した国を指す。
認定はアメリカが一方的に行い、是正措置を講じなければ高関税などの制裁が科される。

次の3つの条件を満たすと為替操作国と認定され、2つの条件を満たすと「監視対象」とされる。

・貿易収支 → 対米貿易黒字額が年間200億ドル以上
・経常収支 → 経常黒字額が国内総生産(GDP)比で3%以上
・為替介入 → 為替介入による外貨購入が1年で6カ月以上かつGDPの2%以上

※ハフポスト日本語版から抜粋

この認定は94年以来の認定となります。人民元が1ドル=7元台と11年ぶりの安値を付けたことを
受けて、
トランプ大統領が激怒したと伝えられています。これによって中国への経済制裁をさらに
強化しようとしているようです。
新たに関税を3,000億ドル課すとのニュースも流れています。

その一方で中国も黙っていません。アメリカの農産品の購入を停止する措置を施したのです。

さらには保有しているアメリカ国債を大量売却するといった話も出ているほどです。
経済2大大国の貿易戦争になりつつあります。

今回の株価下落もこのような『ファンダメンタル』が大きく影響しています。
株などに投資をしている人であれば、購入している銘柄会社の業績をチェックし、その会社の
利益率と株価の比較検討、あるいはチャートの形などでどこで買い、どこで売るのかを
考えたりします。
しかし、このような世界的にもインパクトの大きい『ファンダメンタル』が絡んでしまうと
そんなものは一切吹き飛ばされてしまいます。
グローバル化した経済では、
株価や為替にそれぐらい大きな影響を与えます。

NYダウの話ばかりしていますが、世界各国の株価指数も軒並み下落。
日経平均も一時600円を超える下落となりました。※8/6の下げ幅は134.98円で終了。
世界同時株安の様相です。

株価暴落でもあまり心配しなくてもいい投資?

ここまで同時株安になると、株に投資をして焦っている人もいるのではないでしょうか。
その一方で積立投資をしている人にはある意味朗報。ドルコスト平均法のメリットを活かして
ここぞとばかりにファンドのユニットをたくさん買えるからです。
そして年月を掛けて
価格が戻るのを待てばいいだけ。
こういう時に強いのが積立投資のメリットです。

『まとまったお金を一気に投資する』というのはある意味リスクを取ることです。

リスクを低減させたいのであれば、投資をする対象だけでなく、お金を投資する時間、通貨も
分散させることを意識できる積立投資となるでしょう。

まとまったお金を投資したいんだ!の場合は?

『積立は時間がかかるからイヤだよ』『まとまったお金を投資したいんだ』
こういう場合、どうすればいいのでしょうか。
一括投資は積立投資と比べてリスクを覚悟する必要はありますが、コントロールすることは可能です。

一括投資を考えるときに大事なことは直近の成績だけではなく、最低でも5年前後の運用成績を
チェックすること。
ただし昨年ごろから市場がこれまでと一転してきました。
それまではある意味上昇一辺倒ともいえる相場でしたが、
その流れが変わってきたのです。
ですのでここ数年は、ある程度リスクを取る新興国のミューチュアル・ファンドなどへの投資で
大きく利益を
狙うことも可能でした。ファンドにもよるでしょうが、おそらく過去5年の運用成績は
大きなプラスになっていることが多いはずです。

しかし今はなかなかそうは考えられないマーケットの状況になっています。
リスクヘッジを考える必要がありますから、ミューチュアル・ファンドではなく、株価下落時も
絶対的な利益を追求する
ヘッジファンドを投資対象として考えたほうがいいかもしれません。

また株価と連動しない安定運用をしている債券ファンドなども考えられます。
『今まであまり人気がなかったけど・・・』と先日ファンドの担当者が話していましたが 笑。

まとめ

このようにその時のマーケットの状況に応じて、投資をするものを考えていかなければなりません。
投資は開始したらある程度の期間、そのままにしておくのが常道ですが
これまで5年10年と投資をしたままほったらかしにしていた方は
見直しをするのが必要になっている時期になっているかもしれません。

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