ノーロードの投信選び

日本でも投資に関しての記事をネットや雑誌で多く見かけるようになってきました。
これらの記事の中で必ず目にするのは『手数料の安い投資信託を選びましょう』というもの。

日本でFPさんに相談をした事のある人で
『販売手数料のないノーロードの投資信託がお得ですよ』
と言われたことがないでしょうか?

『ノーロード=販売手数料ゼロ』が日本での投資のキーワードになっているかのような
印象さえ受けます。

一方で海外投資やオフショア投資で、お客様から相談を受ける場合、手数料部分は
ぶっちゃけあまり気にしません。
おそらく欧米の人たちもあまり気にしていないと思います。

なぜならファクトシート(運用成績書)に出てくる数字は全て手数料を差し引いた数字だからです。
不動産投資的に云うと『表面利回り』ではなく『実質利回り』の数字だからです。
隠れた手数料はありません。(解約時は銀行にかかる送金手数料が引かれます)

例えば100万円投資をして、年間リターンが10%と表記されれば、110万円がきちんと還元されます。
手数料部分を気にしないというのは、ファクトシートで成績がきちんとしたものを提案すれば
それで問題がないからです。

こんなふうに運用成績が表示されますが、これは手数料を全て控除してからの数字です。

※実在しているファンドの運用成績です

オフショアファンドの手数料の内訳は?

ではオフショア・ファンドにはどんな手数料があるのでしょうか。
今回オフショア・ファンドの手数料について、ざっとまとめてみました。

・Management Fee:管理費
ファンドを運用するに際しての手数料です。
日本の投資信託の”信託報酬”に該当します。

・Incentive Fee:インセンティブ費用
Performance Feeと記載するファンドもあります。
ヘッジファンドやミューチュアルファンドで出てきます。
ここでよく出てくるのは『20%HWM』といった表示
これはHigh Water Mark「過去の運用成績の最高値」から上昇したときにだけ
ファンドマネージャーにご褒美?として支払われる手数料です。
上のような表記だと20%が支払われることになります。

・Initial Fee:初期手数料、申込手数料
ファンドに投資する際にかかる手数料です。
最近はこの手数料を取らないファンドも増えてきました。

・Redemption Fee:解約手数料
通常、初期手数料と連動しています。
初期手数料を取る場合、解約手数料はかからない、
初期手数料を取らない場合、1年目5%、2年目4%、3年目3%・・・と減っていき
6年目以降は解約手数料がかからないものが多いです。

この手数料を見て

何だ、日本の投信よりも高いじゃないか。


と感じる人もいるかもしれません。

しかし、オフショア・ファンドで出てくるファクトシート(運用成績書)は
前述の通り、これらの手数料を全て控除した実質利回りで出されています。
しかも運用成績は同じような投資対象の日本の国内投信よりも高いケースがほとんどです。

極論ですが、海外投資をする際に初期手数料以外は、手数料部分をあまり気にする必要は
ないということです。ファンドの運用対象や成績だけを気にしながら、自分のスタンスに
あった投資を
探せばいいのです。

手数料が高いとリターンが低くなる、それほど運用に自信がないのでしょうか・・・
となると「弊社の投資信託は手数料がゼロ、あるいは安いですよ」という宣伝文句は
運用パフォーマンスがきちんと出せる自信のない言い訳にしか聞こえてきません。

このようにオフショア投資、海外投資では、投資の成績のみを重視し、自分に合った金融商品を
さがすことが可能です。
ぜひこのようなスタンスで自分に合った海外投資を探してみてください。

海外投資、資産運用の相談を無料で受け付けております。こちらからどうぞ