前回は、なぜオフショア投資なのかということで、メリットについて話しましたが
今回はメリットにもデメリットにもなる点について
話していきたいと思います。

1.共同名義でファンド保有が可能。

オフショア投資をする場合、2人もしくは複数の名義人で、ファンドを保有することができます。

まずメリットですが、名義人の一人が亡くなっても継続保有ができる点です。

ファンドを親が購入して将来子供の為に残そうとする場合は、親と子供で名義で持てば
良い選択肢と言えるでしょう。
また、名義が1人だった場合、仮にその名義人が亡くなってしまうと口座が凍結されてしまいます。
そうなった場合、その口座から資金を引き上げるためには、
法定相続人であることを証明し
死亡診断書や戸籍謄本など準備、
さらに認証を受けなければなりません。
共同名義であれば、そこまでの手間は必要ありません。
すぐに名義変更手続きで、共同名義から単独名義へ変更が出来ます。

次にデメリットです。
例えば共同名義で保有しているのが夫婦のような場合です。お互いの関係が悪くなり、離婚調停中に
なっていたりすると、共同名義で持っていればトラブルの元になります。
別れる際に共同名義から
単独名義に変更する必要も出てくるでしょう。
資産を共同で持っている訳ですから、一方が放棄しますというような単独名義への変更依頼書に
署名を貰うことが難しくなってくることも有り得ます。

安易に共同名義にすると、後で思った以上のトラブルになることもあるので注意が必要です。

2.書類や、やり取りが全て英語

日本人である私たちにはデメリットになりますね。
書類、ファンド会社とのやり取り、これらは全て英語です。
英語でのやり取りができたとしても、日本語で書かれている住所証明の英文認証やID証明の手続きが
行えるファイナンシャルアドバイザーにお願いする場合が多いです。

公証役場や行政書士さんでも認証行為をしてもらうこともできます。

3.マスターファンドかフィーダーファンドか

以前のブログでマザーファンドとベビーファンドの話をしました。それと同じ話となります。
現在では、海外の株式やインデックス・ファンド、アクティブ・ファンドまで、日本に住んでいても
投資が出来ます。有名ファンドと呼ばれる巨大ファンドも日本で販売しています。
ただし注意したいのは、海外のオリジナルファンドと、日本の外国籍ファンドは全く
同じではありません。
日本で販売されているファンドはローカライズされていますから、ほとんどが
ファンド・オブ・ファンズ化しており、オリジナルファンドと比較することは難しくなっています。


日本のものは、いろいろなファンドを組み合わせていることが多いのです。

仮に中身が同じであったとしても、マスターファンドの方がパフォーマンスが良いので、
その点はオフショア投資が優れているといえます。

しかしながら、フィーダーファンドを利用するしかない場合もあります。
それはマスターファンドが
機関投資家や資産家向けの商品で、数千万円以上からというような敷居が高い場合です。

最低投資金額が高すぎると一部の人しか購入することはできません。
しかしフィーダーファンドであれば、個人投資家にも小分けで投資できるように組成されているので、最低投資金額が小額になります。私たちのような個人投資家にとっても悪い話ではありません。
この場合は、日本でそれに類する商品を見つけて投資するほうがメリットになるといえます。

まとめ

このようにオフショア投資でも何もメリットばかりではありません。
パフォーマンス面を見ると、もちろんオフショア投資の方が優れていることが多いのですが
英語という壁もあります。
例えば、英語というデメリットを解消したいのであれば、海外投資コンサルタントに相談してみると
いうことも
出来るのです。相談するのは無料ですから費用もかかりません。
また、少額から投資できるファンドも多くあるので、それを見つけてもらう手伝いをしてもらうのも
いいでしょう。

このようにデメリットを解消しながら、よりよい投資につなげていくことが大切です。