給与の一部をビットコインで受取る?

日本で給与の一部をビットコインで受取れる制度を導入した企業があります。ご存知でしたか?   1万円から10万円まで1万円単位で購入が可能で、設定金額を給与から天引きしてビットコイン購入に充てるという制度。
財形貯蓄に近い形と云えるのではないでしょうか。

ビットコインですが1日10%、20%という価格変動も珍しくありません。
ですのでビットコインが値上がりすれば、給与も値上がりする!ということですが
それほど単純な話ではないのです。
以前のブログで仮想通貨の買い方、保管方法などを紹介していますが
今回はビットコインを受取るということがどういうことなのか、考えてみましょう。

ビットコインを送ったり受けたりするには、最初にある程度知識を入れておくといいでしょう。   その1つ1つについてここでは述べていきたいと思います。

1.ビットコインアドレス

ビットコインアドレスは、いわゆる口座のことです。銀行口座と同じ考え方ですね。
ですので送金の際は相手のビットコインアドレスを指定してもらい、受け取りの際は自分の     ビットコインアドレスを相手に教える事でビットコインは送受金することが可能になります。

ですので、ビットコインアドレスは誰に教えても大丈夫です。
ビットコインアドレスだけではあなたの個人情報に行きつくことは基本的にはありません。
しかし、ビットコインは「ブロックチェーン」という取引履歴を全世界に公開するシステムを採用しているのであなたのビットコインアドレスがいくら受け取り、いくら送金したかは履歴が公開されて  しまいます。

ですので特定のビットコインアドレスがいくら今保有しているかは分かります。そう考えると、あまり長い間同じビットコインアドレスを利用しているのはよくないことが分かります。
ハッキングなどの攻撃の対象になりかねません
ここでは方法などは書きませんが、一番安全なのは取引ごとにビットコインアドレスを変えるのが  一番安全な方法となります。

ちなみにビットコインアドレスはこちらのような文字列からなります。(QRコードで表示される場合もあります)
23PqWBvs6Lr9tW3M8DHGnGBszpOxcXBkw

2.秘密鍵と公開鍵

こちらの二つはビットコインアドレスには必ず対になって存在します。
これらの関係はこのようになります。

秘密鍵—–>公開鍵が作成——>ビットコインアドレスが作成

ですが、仮想通貨の保有のところでもお話しましたが、秘密鍵が一番重要です。
「公開鍵」については目にすることすらない可能性が大きいので大事な「秘密鍵」について説明を  します。

「秘密鍵」というのはATMカードで云えばパスワードに近いかもしれませんが、
ここでは保有しているビットコインそのものと考えてください。というのも秘密鍵さえ分かってしまえばあなたのビットコインを盗むことは容易くできてしまうからです。
「秘密鍵」=「保有ビットコイン」と覚えておきましょう。
しかし、ビットコイン保有者の中にも「秘密鍵」を見たことが無い、という方もいると思います。  これには理由があります。

保有する方法

ビットコインを保有する方法は大きく分けて2つあります。                   保有方法は

・「秘密鍵」を自分自身で管理 ※ハードウェアウォレットなどを利用時

・「秘密鍵」を運営側で管理 ※取引所やソフトウェアなどの利用時       です。

前者のタイプであれば秘密鍵を紙などに記録することで安全に管理します。
後者のタイプであれば運営が作成したサービスにログインするためのパスワードを記録しておくことでビットコインを管理します。
後者でビットコインを管理している方は秘密鍵を見たことがないでしょう。

しかし以前のブログでも書いたとおり、安全なのは自己管理をすることです。
運営側のサーバーがダウンしてしまったり、あるいはハッキングされる、またサービスそのものが停止してしまうと、保有していたビットコインが
紛失してしまう可能性があるからです。多額のビットコインに関しては自分で管理する選択をするべきでしょう。

秘密鍵は下記のようにランダムに表される文字列です。

ef85359bc15a9a8570c1918d4abkd29b16479b4c3966b1803c2163f93742d943

3.取引所、ウォレットの違い

以前のブログ、仮想通貨の買い方、保管方法を参照してください。
セキュリティ上、お勧めできるのはウォレットです。

4.承認

最後に「承認」についてです。ビットコインはシステム上基本的に最低でも10分は送受金に時間が  かかります。
承認とはビットコイン取引が認められることで、送金した時点ではみ承認の状態になっています。
この「10分」というのはビットコインの送受金が「承認」されるまでの時間です。
「承認」されてはじめてビットコインの送受金は終了するという事を覚えておくことでビットコイン 取引のトラブルは減少するでしょう。

まとめ

以上簡単にビットコインを受取る方法について述べました。
このように仕組を知っておくことで、リスクを減らすことも出来るでしょう。

さて最初のところで述べましたが、ビットコインが値上がりすれば、給与も値上がりする!
おいしい話と思う方もいるかもしれません。
しかし実は税金面でデメリットがあります。ビットコインで得た利益は雑所得扱いとなるので、住民税含めて最大で55%の税金がかかってしまいます。換金してしまうと税金が大きくかかる可能性があるということを、頭に入れておく必要があるでしょう。