投資の基礎知識

投資は余裕資金で。

投資でマイナスは起こり得ること

今回は資産運用、投資の基本的な考え方について話していきましょう。
資産運用、投資をしていると、少しマイナスになっただけで、大騒ぎをする人がいます。
しかし資産運用をしているときに、ずっとプラスになり続けることはあり得ません。
これまでも話してきたように、資産運用とは中長期で考えるもの。
最低でも5年程度は投資して、そこからリターンを得ることが目標です。

仮に5年間として60ヶ月間、ずっとプラスになり続けることがあると思いますか?
どう考えても無理な話です。投資先のブレや市場の影響によって
上げ下げが発生するのは当たり前のこと。
100%ずっとプラスでなければイヤだという人には、投資は無理だと考えてください。

なけなしのお金を・・・

そしてこの場合、よく聞く言葉として「なけなしのお金をはたいて投資したのに・・・」ということ。
ここのブログでも何度かお話していますが、投資は余剰資金で行なうものです。

投資資金=余剰資金、余裕資金

これを頭に入れてください。
仮にマイナスになった場合に生活に困ってしまうような資金を投資に回してはいけないのです。
なけなしのお金を投資に回すのは、投資ではなく「投機=ギャンブル」になってしまいます。

どれだけのお金を投資に回せばいいのか?

例えば1,000万円の資産がある人が、1,000万円全額を資産運用することはあり得ません。
1,000万円のうちの100万円を投資に回すのか、500万円を投資に回すのか
それぞれ個人の状況によって異なってくるでしょう。当然、投資先も異なってきます。

どこまでを投資に回して大丈夫なのか。またどこまでリスクを取れるのか。
資産配分を考えながら、投資に回しても大丈夫なお金はいくらなのか?
これはどこまでも投資する人自身の責任になってきます。
ご自身の資産を、しっかり把握し、そして投資資金を自分で考えるようにしてください。

そのお手伝いをするのが私たちの役目でもあります。

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