世界中の市場で経済の混乱が起こる度に、積極的ファンドに投資しがちな投資家の方が多いような気がします。彼らはなぜ、不安定な投資商品に手を出したがるのでしょうか。

バンコクに拠点を置くメイヤー・インターナショナルの代表取締役リチャード・ケインは、不安定な投資商品は、手数料が安いことも多く、アグレッシブなマネジャーから勧められたりすれば、うっかり投資してしまうこともあるかもしれません。しかし、投資家の皆様にはいつも、投資商品の戦略、そしてその戦略の利点と不利な点を理解してから投資するべきだとアドバイスをしています。

 積極的ファンドとは

積極的なファンドマネジャーは、いつ/何を、買う/売る、を積極的に決めます。これは簡単なことに聞こえますが、実際はとても複雑で、難しいものです。ファンドマネジャーは、マーケット状況を常にリサーチし、マーケットに影響を与える、複雑に絡み合う金融や経済の情勢を理解していなければなりません。これは、専門知識が必要なので、相当の努力と時間を要します。だから、積極的なファンドマネジャーは、手数料が高いのです。

しかし、常に積極的ファンドが良いのかというと、そうではありません。積極的ファンドは、一定の条件の下では非常に良いパフォーマンスを期待できますが、モーニングスターの積極/消極バロメータによると、2015年頃は消極的ファンドのパフォーマンスの方が良いとのデータが出ています。

 消極的ファンドとは=パッシブファンド

積極的ファンドは、先に書いたとおり、個人の市場分析に依存しますが、消極的ファンドは、文字通り消極的に運用するファンドのこと、『パッシブファンド』とも呼ばれています。ここで言う消極的とは、市場平均の指数と同じように動くことを目指すこと、つまり市場の流れに逆らわないようにすることを指します。つまり『守りの運用』をすることです。消極的ファンドは、例えばS&P500やDJIAと いった特定の株式市場の株に焦点を当て、投資をします。もっと分かりやすく云うと市場平均指数と同じ動きになるように運用されている『インデックスファンド』がその代表といえるでしょう。    このため、ファンドマネジャーは、投資先の株式市場に影響を与え得ることだけを見ていればいいので、積極的ファンドに比べ、運用が比較的ラクといえます。一方、積極的ファンドに比べ、パフォーマンスは比較的低い傾向があります。

どっちを選ぶべき?

いずれにもメリット・デメリットがあるのは当然です。それら全てをここで書くことはしませんが  投資をするときに重要なことは、起こり得るシナリオを、なるべく多く考えてみることです。    そして、自分はどれだけのリスクを取ることができるか、を考えるのです。

シナリオを考えることは簡単なことではありません。                      そんな時は、ぜひメイヤー・インターナショナルにご相談ください。お問合せはこちらへ。