資産運用をはじめる際にとても重要なポイントが、現状(状況)の把握と明確な目的(目標)の設定です。ただ漠然と「なんとなく」資産運用をはじめると、そのまま「なんとなく」止めてしまうケースが殆どです。運動などでも同じように、本やテレビに影響されて何となくランニングシューズやウェアを購入し運動を始めても直ぐに飽きてしまい止めてしまいます。明確な目標とその達成イメージをしっかりと確立してから始める事で、無理なく継続することが可能となります。

資産運用の場合、先ずは現状の把握からはじめます。収入や預貯金、その他金融資産や不動産などを種類別にし、それを時間軸で見ることで将来的なライフプランの設計をすることが出来ます。将来リタイヤし収入が途絶える60~65歳まで何年残っているのか、そしてその収入が途絶えてから死亡する(平均寿命)までの年数と比べます。例えば現在30歳男性の場合、65歳まで働くと仮定すると残り35年間、そこから日本人男性の平均寿命80歳まで15年間となります。日本では既に社会保障制度自体が崩壊し始めていて、加えて今後更なる超少子高齢化が進むことを考えると十分な年金が30年後も貰えるということはあまり期待しないのが賢明でしょう。将来的に考えられる大きなライフイベントを時間軸に加え、大きな支出に備えることも大切です。どのようなライフイベントが想定できるでしょうか。