生命保険 (外国籍またはその配偶者対象)

定期保険 (Term Life Insurance)

ある一定の期間を対象に保障が設定されおり、保険料は1年、5年、10年あるいは20年毎に上昇し、保障は70歳から80歳まであるのが一般的です。このほか保険料が一定で保障が100歳まで続くものもあります。保険を解約しても返戻金はありませんが、保険料はもっとも低く設定できます。健康状態や喫煙歴、運転歴などに生命に対するリスクが一般よりも低い方は、さらに割引きが適用されます。

終身保険 (Whole Life Insurance)

保険会社の経営、資産に組み入れられた保険で、資産が大きく安定した大手保険会社のみが扱っています。保険料は一定です。定期保険との組み合わせで、保険料を安く設定することも可能です。保険会社の経営に参加するので、その業績により配当が分配されます。保険会社の業績は営業経費、平均余命率、投資成績に左右されますが、非常に安定した配当を分配しています。また、一度分配した配当は減ることはありません。保険料の支払いは、一生のものと支払い期間が確定保障されたものがあります。

アメリカの税金と死亡給付金の関係

贈与税
アメリカ市民及び、アメリカの居住者でもない者が無形資産を譲渡した場合には、アメリカの贈与税は適用されない。
所得税生命保険の死亡給付金は、アメリカの所得税の 対象とならない。
遺産相続税
アメリカ市民でなく、アメリカの居住者でもない者は、アメリカ国内に存在するとみなされる財産のみが遺産税の対象となる。また、アメリカ市民・非市民に関わらず、個人がその所有権を保持していない場合ほとんどの財産はアメリカの遺産相続税の対象とならない。